読書

【書評・レビュー】「ぼくたちは習慣で、できている」から読み解く習慣と自己肯定感の関係性

読んだ本:佐々木 典士『ぼくたちは習慣で、できている』

この記事では本の主眼である「習慣」と「自己肯定感」について私なりの考えをまとめてます。

自己肯定感が低かったわたし

自分を好きになるにはどうすれば良いか。

これは物心ついた頃からずっと考えてるテーマでした。

というのも、昔から自分に自信無くて、
すぐ悩むしヘコむし、もうほんとどうしようもなくて

うずら
うずら
とにかく変わりたい。自分のこと好きになりたい…!

こんなふうにずっともやもや思ってました。

自分を好きになるための試行錯誤

どうすれば自分を好きになれるか?と、自分なりに試してきたことも色々あって

  • 「周りの人に親切にする」
  • 「笑顔でいる」
  • 「友達や家族を大切にする」
  • 「ありがとうって言う」
  • 「仕事を頑張る」

とかまぁいろいろ、やってきました。
少し前の自分よりはマシになったんじゃないかと思う部分もあるけど

相変わらず、自己肯定感は高くなんなくて

うずら
うずら
いつになったらこの「自分を好きになろうゲーム」から抜け出せるんだろうか。
はるきちくん
はるきちくん
もうゲームオーバーじゃね?

 

*特に日本人は諸外国に比べても「自己肯定感」が低い人が多いらしいです。いろんな要素が絡んでそうですね。

 

んでも最近、分かってきたんです。その感覚をさらにこの本が後押ししてくれました。

 

自分を雑に扱ってたことが、自己肯定感を低くしてたっぽい

一言で言うと、
自分をめちゃめちゃ大切にすれば、かなり自分のこと好きになれます。

もうね、これが正解。やっとゲーム終了ですよ。

周りとか相手とかどうでもいいんです。関係ないんです。

自分の問題でした。

 

自己肯定感を高める方法

この3つはマストofマスト

  1. 毎日食べるものに気を使う=自分の体を大切にする
  2. 好きなこと・楽しいことをする=自分の意思や気持ちを尊重する
  3. 自分との約束を守る=自分を信頼してあげる

こういう自分自身を大切にする「習慣」を積み重ねていけたら
自己肯定感、めちゃめちゃ高まると思うんです。

 

だって自分が世界で一番大事だもん。

むしろ世界で一番大事なものを大事にせずとも
他の何かを大事にできるとでも思ってるんですか!?!(唐突な煽り)

2番目の好きなことをするってとこは
言い換えるなら「嫌だと思うことはしない」で良いと思います。

嫌なことを無理してやることほどストレス溜まるもの無いと思うの。

これ嫌だな。やりたくないなーって気持ちを無視しないでください。

置かれた場所で咲く必要なんて、無いですよ。
下手したら死んじゃいます。

 

自分を大切にすることと自己中の違い

自分を大切にすることと自己中(ワガママ)に振る舞うことは似てるようで
ぜんっぜん違います。

自分を大切にできてる人は、周りも大切にできます。
自分が安定してるから余裕が生まれるんですよね。

そもそも自分と他人は違う人間だって分かってれば
周囲に振り回されないし、良い意味で他人に過度な期待はしません。

そしてそれは自分で自分のご機嫌取りができるということ。
自分の中にある問題を周りになんとかしてもらう必要も無くなります。

これが自分を大切にすることだと思います。

 

自己中・ワガママはこれの反対で
自分の抱える問題(不満とか、愚痴とか)を周りにぶつけて、さらに相手に期待した通りの反応を求めます。

つまり他人を不機嫌という暴力でコントロールしようとします。

しかもこれで相手が思うように動いてくれなかったり
思ってた反応と違うとさらに不満を増加させます。

はい。過去のわたしです本当にありがとうございました。

 

相手に伝えて解決する問題だったらいいけど、
そうじゃないなら自分が行動してなんとかするしかないんです。

自分の選択や行動に責任を持つことも、自分を大切にすることに繋がってるのではないでしょうか。

 

不安や悩みがあるのが当たり前

この本『ぼくたちは習慣で、できている』の中で印象的だったのが

生活のなかに悩みや苦しみを見つけてはそれを解決しようともがくのが人間だ。という一文です。

悩みや不安の無い人生なんてそもそも存在しないんですよね。

わたしもさんざん悩んできたし、きっとこれからも色んな場面で悩むんだろうなと思います。

でもそれが当然だったみたい。

 

この文章を読んですぐ米津玄師の「アイネクライネ」の歌詞が浮かびました。

お願い いつまでもいつまでも越えられない夜を
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように

「アイネクライネ」より

この歌詞のところでいつも泣きそうになってしまうのは、

不安や悩みを抜け出そうとする努力を続けられるようにという願いとは裏腹に、
完全に越えられる日は来ないという現実がとても切ないからなんだと気付きました。

 

でもそんな切ない切ない現実があるとしても、この本のなかで「報酬」と呼ばれる
習慣を継続させるご褒美・モチベーションはなにかというと

自己肯定感。なんですよね。

結果がどうかや成功したかどうかも要素の一つではあるけど、それよりも

自分はやるだけやってたのか?が一番の鍵になってくるわけです。

そのための日々の習慣づくりがとても大事だということ。

 

その習慣にも完璧とか完成は無くて

つまり

習慣とは、なにかを習慣にし続けようとすること。

なんだって。

ふ、深い・・・

 

 

完璧じゃなくても、不完全でも、続ける意思がある限りそれは習慣だと言ってもらえたようで
ズボラな私にも一筋の光が見えました。ありがとう。

なにかを習慣付けたい人はもちろん、新しいことをはじめる人にもオススメの一冊です。